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コワーキングの鍵、スマートロックで解決できる理由

「コワーキングスペースの鍵、どう管理していますか?」コワーキングスペースの鍵管理という悩みを解決するのが、スマートロックです。実は、物理的な鍵の受け渡しや紛失対応に、頭を悩ませるオーナーは少なくありません。

本記事では、コワーキングスペースの鍵管理をスマートロックで解決する方法を解説します。また、選び方のポイントも、公的データと実例を交えて紹介します。

コワーキングスペースの入口に設置されたスマートロックのイメージ

そもそもスマートロックとは?仕組みをやさしく解説

スマートロックとは、アプリや暗証番号で解錠できる電子錠のことです。物理的な鍵を持ち歩く必要がありません。遠隔からでも、鍵の管理ができます。

スマートロックは、コワーキングスペースの鍵管理を大きく変える仕組みとして注目されています。

実は、スマートロックは一般家庭の玄関にも近年、導入が進んでいます。身近な存在になりつつあり、すでに使っているという方も多いのではないでしょうか。

コワーキングスペースやレンタルオフィスは、多くの人が出入りする施設です。そのため、スマートロックとの相性がよいといえます。

実際、日本経済新聞でも電子錠は「脱・物理鍵」の新市場として紹介されています。また、鍵にまつわる業務の省人化を目的に、開発が進んでいると報じられています。(出典:日本経済新聞「脱・物理鍵」が開く新市場 DX支えるスマートロック

コワーキング運営者にとって、スマートロックはもはや特別な設備ではありません。つまり、当たり前の選択肢になりつつあるのです。

コワーキングでスマートロックが求められる背景

背景には、働き方の変化があります。たとえば、国土交通省は、テレワーク拠点の整備を地方創生の施策として後押ししています。

サテライトオフィスやコワーキングスペースも、その対象に含まれます(出典:国土交通省 都市環境:テレワークの推進)。

さらに、内閣府地方創生推進室の資料にも、自治体による開設支援がまとめられています(出典:内閣府地方創生推進室 サテライトオフィス等整備事業)。

そのため、スマートロックへの期待は今後も高まっていくでしょう。特に、無人運営や省人化を後押しする存在として、注目度が増しています。

コワーキングの鍵、スマートロックの主な3つのタイプ

スマートロックと一口に言っても、解錠方法にはいくつかの種類があります。まず、代表的なのは、暗証番号を入力するタイプです。

テンキーに数字を打ち込むだけで解錠でき、スマートフォンの操作が苦手な方でも迷わず使えます。

次に、ICカードやスマホをかざして解錠するタイプがあります。たとえば、社員証や交通系ICカードを、そのまま鍵として使える場合もあります。

最後に、専用アプリで遠隔操作するタイプです。外出先からでも、鍵の開け閉めや利用権限の設定ができます。

コワーキングスペースでは、利用者の年齢層や使い方に合わせて、これらを組み合わせるケースも増えています。たとえば、受付は暗証番号式、個室はアプリ式、といった使い分けも可能です。

スマートロックのタイプ選びに、決まった正解はありません。自施設の利用者層に合わせて選ぶことが、失敗しないコツです。

コワーキングにスマートロックを導入する3つのメリット

ここからは、コワーキングにスマートロックを導入するメリットを見ていきます。

メリット1:鍵の受け渡しがいらなくなる

受付にスタッフがいなくても、予約した時間だけ解錠できる仕組みを作れます。これにより、早朝や深夜、休日でも施設を開放しやすくなります。

利用時間を広げたいオーナーにとって、大きな追い風となる仕組みです。

メリット2:鍵の紛失や複製のリスクを減らせる

物理的な鍵は、紛失や複製のリスクと常に隣り合わせです。

警察庁の統計によると、2024年に合鍵を使った侵入窃盗は全国で812件ありました。とくに4階建て以上の共同住宅では、332件と被害が集中しています(出典:警察庁「令和6年の刑法犯に関する統計資料」)。

スマートロックなら、鍵の権限をアプリ上で管理できます。そのため、合鍵を作られる心配がありません。

利用者が変わるたびに鍵を交換する手間もなくなります。コワーキングスペースの防犯性は、着実に高まっていくはずです。

このように、スマートロックの導入はコワーキングスペースの鍵管理におけるリスクを大きく減らしてくれます。

メリット3:入退室の記録が残り、トラブルを防げる

誰が、いつ、どの部屋を解錠したか。この記録が自動で残るのも、スマートロックならではの利点です。

そのため、万が一トラブルが起きても、記録をもとに落ち着いて確認できます。また、会議室の予約時間を過ぎても退室しない、というよくある悩みも減らせます。

【実例あり】コワーキングの鍵管理を変えたスマートロック活用事例

スマートロックの導入は、すでに多くのコワーキングスペースで進んでいます。

たとえば、東京地下鉄株式会社は、自社のコワーキングスペースに導入した企業のひとつです。会員の入会から決済までを、一つの仕組みでまとめている点が特徴です(出典:Akerun導入事例(シェアオフィス業界))。

また、九州旅客鉄道株式会社も、運営コストの見直しを目的に導入しています。鍵の権限を柔軟に設定し、運営の効率化につなげています。

このように、大手企業の事例からも、スマートロックの実用性の高さがうかがえます。一部の先進的な施設だけのものではなくなってきているのです。

会員がスマートフォンで会議室のドアを解錠している様子

コワーキングの鍵とスマートロック、設置パターンを比較表でチェック

コワーキングスペースにスマートロックを取り入れる場合、設置場所で使い勝手が変わります。費用にも差が出るため、事前の比較が大切です。

そこで、代表的な3つのパターンを、表で比較してみましょう。

設置パターン向いている施設費用の目安防犯性
入口のみオープン席中心のコワーキングスペース抑えめ標準
各部屋のみ会議室・個室ブース中心の施設部屋数に応じて増加高い
入口+各部屋24時間無人運営を目指す施設高め最も高い

初めて導入する場合は、まず入口のみから始めるのがおすすめです。そのうえで、必要に応じて会議室や個室ブースへ設置を広げていく方法が無理のない進め方です。

コワーキング運営を効率化するなら、システム連携も視野に

スマートロックでチェックインした情報をシームレスにシステム連携されている様子

スマートロックの効果を引き出すには、予約や決済システムとの連携が欠かせません。しかし、解錠の権限だけを自動化しても、予約管理や請求業務が別々のままでは手間が残ります。

そこで役立つのが、コワーキングスペースの管理システム「OnePlace HUB」です。予約、決済、会員管理、そしてスマートロックとの連携を、一つの仕組みでまとめて管理できます。

つまり、スマートロックとの連携により、コワーキングスペースの鍵管理を一元化できるのも大きな強みです。

鍵の管理だけでなく、施設運営全体を見直したいオーナーには心強い選択肢です。

スマートロックに関するよくある質問

Q1. 停電のときも使えますか?

多くの製品は乾電池で動作するため、停電時でも通常どおり使用できます。ただし、電池切れには注意が必要です。そのため、定期的な電池交換を、忘れないようにしましょう。

Q2. 賃貸物件でも後付けできますか?

多くの製品は、既存の鍵の上から取り付けられる後付けタイプです。工事や壁への穴あけが不要なケースがほとんどです。賃貸のテナントでも、導入しやすいのが特徴といえます。

Q3. セキュリティ面で気をつけることは?

通信の暗号化や、定期的なアプリのアップデートは欠かせません。そのため、信頼できるメーカーの製品を選ぶことをおすすめします。

Q4. 導入費用はどれくらいかかりますか?

初期費用や月額料金は、メーカーや設置台数によって差があります。そのため、まずは複数社に見積もりを依頼し、比較検討することをおすすめします。

まとめ:コワーキングの鍵管理は、スマートロックが標準装備に

ここまで、コワーキングスペースにおけるスマートロックの役割を見てきました。

  • 鍵の受け渡しが不要になり、営業時間を広げやすくなる
  • 合鍵や鍵の紛失によるリスクを減らせる
  • 入退室の記録が残り、トラブル対応もスムーズになる

このように、公的な統計データや大手企業の事例からも、その広がりがうかがえます。今後、コワーキングの鍵管理においてスマートロックを活用する動きは、ますます進んでいくでしょう。 そのため、自施設の規模や利用形態に合わせて、無理のない範囲から検討してみてはいかがでしょうか。

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